上海で夏休み2日目

目覚ましかけずにゆっくり寝るつもりが、7時過ぎに水の流れる音で起こされました。すわ、水漏れか、と思いきや、隣室のシャワーの音が筒抜けなのでした...。これ酷いわ...。

さらに8時半頃から断続的にホテルのスタッフがドアをノックして清掃したいと...確かにDon't Disturbの札かけ忘れたけどさ...8時半からって早すぎでは?

結局9時半にベッドを出て、シャワーを浴びて外出。とりあえずブランチを取ることに決めて、タクシーにて南京西路駅近くの『王家沙』へ。

10時半過ぎでもそれなりに混んでましたが一応座れたので一安心。小籠包とゴマだれ冷麺を食べました。冷麺はイマイチ。

お昼過ぎにいわもとさんご一行が到着するまで特にやることもないので、王家沙の目の前にあったスターバックスにてのんびりすることに。ここではWiFiはありましたが、中国移動が提供しており、中国の携帯電話の番号がないと使えませんでした。というのも携帯電話の番号をWebで登録後、その番号にSMSににてIDとパスワードを送ってくるため。ちょっと面倒。

12時頃スターバックスを出て、いわもとさんに電話してみましたが、繋がるけど出ない。上海には着いているっぽいけど機内から出たばかりかイミグレ辺りにいると推測。

しばらくしたら向こうからかかってきました。プリペイドのSIMを手に入れたようで、早速電話番号を教えて貰いました。

14時半にウェスティンにて待ち合わせ、になったので、それまで適当にぶらぶら。この辺りは呉江路で、昔ながらの小吃店がたくさんあったのですが、どんどん再開発されてきれいなショッピングモールに様変わり。

明日いわもとさん達をつれて来ようと思っていた生煎の有名店があるお店も、再開発指定区になったようで、まだ手はついてないものの立ち入り禁止に...。残念です。

まだまだ時間があるので、タクシーではなくて地下鉄で近くまで行った後、歩いてみようと思いつきました。iPhoneで調べてみると、10号線に豫園駅が出来ていて、そこから歩けそうです。とりあえず行ってみることに。

3元で南京西路から豫園まで。豫園もちょっと前まではタクシーでないと行けない不便な場所でしたが、地下鉄のおかげで飛躍的に便利になりました。駅を出て、河南中路を5分ほど北上したらウェスティン到着。割と近かったです。でも汗だくだけど...。

ウェスティンについた頃、いわもとさんから電話が。これから上海駅近辺のホテルを出るとのこと。今回彼のお友達はみんなホテルばらばら。豫園に近いということもあり、待ち合わせがウェスティンになったようです。

待ち合わせ時間の14時半近くに、いかにも日本から来ました、というかわいらしい女の子を発見。ハイヒールで上海を歩くなんてさすが日本人女子、と思っていたら、以前北京でいわもとさんと一緒にご飯を食べたmkenさんらしき人がその子に寄っていって話をしています。もしかして?と思いつつ、mkenさんとも2年前にお会いしただけなのでイマイチ自信が無く。隣に座って本を読みながらいわもとさんの到着を待ちます。

いわもとさんが到着するなり読書中の僕の写真を撮り、それで隣の二人が僕のコトを認識(笑)一緒にいた女の子、ミカさんも大学時代のお友達、とのことでした。もう1人、遅れているようなので豫園で待ち合わせることにして、僕らは歩いて豫園へ。

炎天下の中10分ほどで豫園に到着。やっぱり混んでます。週末だし。一番最初に行くのはもちろん南翔馒头店!ここで小籠包を食べないと上海に来たという感じがしないので。

当然長蛇の列。遅れている友達を待ちながら、というのでも良いけど、上に上がってレストランで食べた方が味が違うらしいし、涼しい、という話になり、上に上がりました。3階へ上がるのは2002年に上海に来た時以来

とはいえ、2階席3階席も結構待ち行列があって、結局30分ほど待ちました。でも入ってみたら結構がらがら(笑)人手が足りないのか、レストラン内に入れる人数を制限しているみたい。

待っている最中に遅れていたお友達、げんさんが豫園駅に着いたと連絡があったのだけど、なかなか来ないのでmkenさんがお迎えに。なのでレストランにはいわもとさんとミカさんと3人で先に入ってしまいました。待っている間に注文しちゃえ、ということで、小籠包とビールをオーダー。

ビールがすぐ来たので早速飲み始めるいわもとさんと僕。小籠包も追って出てきたけど、2人がまだ到着せず。熱いうちに食べるのが良かろう、ということで(笑)、先に食べ始めちゃいました。

さらに湯包も食べたい、というので追加オーダー。ウェイトレスからなぜかこの精算だけ先に、というのではて?と思って聞き返していたら、確認しにいった上、後でいいです、といわれました。このくらいは対応出来るほど僕の中国語も上達した模様。

しばらくすると湯包も出てきたので、2人が初挑戦。僕は何度か食べているので今回はオーダーせず。熱いよと言ったのに、お約束通り「熱っ」という反応をしてくれた2人(笑)湯包を食べ始めるころ、げんさんもなんとか到着。小籠包を追加注文。

小籠包を食べながら今日の予定を軽く話して、あとは今回の旅行の経緯など、色々聞かせて貰いました。Twitterで万博の話をみんながつぶやいていたのが発端らしく、飛行機もホテルもばらばらで、当日の待ち合わせもぎりぎりまで適当だったそうな。なんかそういうのは10年以上前からRCCでよくやっていたような...。

豫園の庭園が17時で入園終了になる、というので、その直前にお店を出て庭園へ。閉園時間が17時半なのであまり時間もないけど、豫園まできたのだからとりあえず見ておこう、ということで。庭園内は外に比べると人民は少なかったです。入園料がかかるからでしょう。

一通り見終えた後、庭園の外へ。次がミカさんの希望で黄浦江クルーズ。これも2002年に来た時以来。5人だとタクシー1台では乗り切れないため、いわもと&mken組と、ミカ&げん&こーじ組で別れて分乗していくことに、。なんでもミカさんが上海浦東空港にて切符を買う時、北京在住経験者であるmkenさんはジェスチャーで買っていたらしく、彼の中国語に不信感を(笑)なのでいわもと&mken組はリスクチームとこの旅中言われ続けるのでした。

さて、僕らのタクシーの運ちゃんは遊覧船乗り場を知らず。ミカさん持参の地図を見せるも、文字が小さくて見えないとのたまう...。しょうがないので番地を見ながら走っていたのですが、どうも既に通り過ぎたようで、Uターンしてもらいました...。

なんとかたどり着いて、いわもとさんに電話したら、歩いて来て既に到着しているとのこと。リスクチームに負けた!とりあえず彼等の居場所を聞いて、それらしき所に行ってみました。

が、姿が見あたらず。どうも全然違うところにいたようです。ミカさんが事前に調べていたチケット売り場は僕らのいる方みたいなので、いわもとさんとmkenさんには悪いけど歩いて来てもらうことに。僕らも彼等と連絡を取りながら、係員にチケット売り場の場所を聞いたら、親切な保安員が売り場までミカさんとげんさんを連れて行ってくれました。僕はいわもとさんとmkenさんを誘導係。

無事チケットもゲットし、合流も出来ました。が、いわもとさん曰く「僕らのいたところは整備されて綺麗だったしチケット売り場もあったよ...」とのこと。ミカ様それで少々すね気味に...(笑)

ともかく、チケットもゲットしたので指定されたゲートナンバーに行きましょう。30分ほど前だったけど、ゲート前まではすんなり行けました。そして5分ほど待つと、双龍の飾りがついた巨大な船が!4階建ての船。時間前に乗り込めるようです。これだけ大きければ乗員数も多いだろうから、早めに乗せるのでしょう。

人民のみなさんも乗って一番に目指すのは最上階。みなさん手すりの良いところを確保。僕らはというと、いわもとさんと僕を除いて良い場所確保(笑)僕らはどちらかというとフラフラしてました...。暑かったしのど渇いたのでビール飲みたかったけど...船酔いの可能性もあるのでガマンしました。

時間通りに船は出航。夕暮れから夜景に変わる時間帯で、非常に良いタイミング。8年前以上に綺麗な夜景をたっぷり堪能しながらの1時間ほどのクルーズ。8年前に比べると浦東に高層ビルが圧倒的に増えたし、香港と比べるとビルの壁面全部を使った電光表示のCMが目立ってました。中国はやっぱり目立ってナンボ...。

クルーズ終了後、また2組に分かれてタクシーに分乗し、これまたミカさんチョイスの『M on the Bund』へ。僕の記憶では外灘3号だったのですが、ガイドブックなどでは5号とのこと。あれー?

タクシーで10分ほど乗って外灘3号の前に到着。下りて向かってみると、『M on the Bund』は隣ビルである外灘5号に移動していたのでした。最後に来たのは2008年だったと思うけど、隣ビルへ移動していたとは!

5分ほど外でリスクチームを待ち、合流した上でレストランへ。ミカさんが予約を入れてくれた時はテラス席は空いてない、という話だったのですが、お店に行くと外が空いているけどどう?と言われたので即答でテラス席をお願い。暑がりのいわもとさんには悪かったのですが...。

テラスは3号の時よりも格段に広くなってました。僕らはテラスの中でも一番お店側、奥まっていましたが、それでも夜景を見ながらゴージャスな感じで夕飯が食べられるので無問題。それぞれアペタイザーとメインを1品ずつ、それから白ワインを1本オーダー。ワインを飲みながら、楽しい夕餉の始まりです。

ここでいわもとさんが色々ネタを提供。暫く会わないうちにいっぱいネタを作ってくれていたようです(笑)ワインだけじゃ物足りなくなったので、いわもとさんと僕はビールも追加注文。

夕飯を食べ終わった後、バーへ飲みに行くことに。候補の1つは『Hyatt on the Bund』にある『Vue Bar』だったのですが、あそこもテラス席がウリなので、それはこちらで今宵は堪能済。なのでこちらのレストランの系列で6階に入っていた『Glamorous Bar』へ。白人のDJがいてなかなか良い感じのバーです。ソファ席も結構あって、そこに座って乾杯。

ここでさらにいわもとさんが新ネタ提供...さすがです。カクテル2杯飲んで、良い感じに酔っぱらいました。0時頃、お店を出て帰途に。ミカさんのお泊まりのウェスティンは歩いて行ける距離だったので、みんなで一緒に送っていき、ウェスティンの前からタクシーでそれぞれ帰宅。

明日はみなさん新幹線に乗って蘇州に行く予定。mkenさんの中国語が不安とのことで(笑)、僕に来て来て攻撃を受けましたが、「電話で起こしてくれたら行くよ」とだけ言ってお別れしておきました。