元ソニー、元グーグル日本法人社長の辻野さんによる、ソニーとグーグルでの日々を書いたものです。ビジネス書というよりはエッセイに近いです。
ソニーを強烈に愛しているからこその、近年のソニーに対する強烈な批判。それはそのまま日本社会や日本の企業群にそっくりそのまま当てはまると思います。だからこそ辻野さんは筆をとったのでしょう。
それにしても...外から見ていてもグループ内で重複した製品を出し続けたりして、迷走しているなーと思っていたのですが、やっぱり社内で色々抗争があったのだなぁと思いました。中の人が思う以上に、外の人はよく見ているものです。自分も気をつけようと思いました。