台湾系カナダ人の友達、Melから転送されてきたメールに、即座に反応した自分。そのメールは、香港のEnglish Speaking ChurchであるIsland ECCから送られてきたもので、9月10日から15日まで宮城県石巻市にて、東日本大震災の被災地ボランティアを募集するモノ。
無宗教でも受け入れてくれる、という回答をこのMission TripのOrganizerから貰ったので、すぐに行くことを決めました。香港の教会には疎いため、HKUST MBAのクラスメート(クリスチャンの香港人)に聞いたら、彼等が通っている教会、とのことだったので、安心できることも解りました。
震災直後から友達には言っていたのですが、復興というのは長丁場になります。継続的なサポートが肝要。
数ヶ月で復興出来るわけもなく、数年、もしくは十数年かかるもの。しかしながら、残念なことに人の興味はそれほど長く続きません。ましてや今回は原発でメルトダウンという大惨事もついてきているため、そちらに関心が集まりがち。
なので、震災から約半年のこのタイミングでボランティアに参加して、被災者の方々のサポートが直接出来るのは、大変意義のあることだと思いました。
本日そのJapan Tripに関する1回目の打合せが教会で行われるため、19時半から21時半まで参加してきました。本日の参加者は11名。現地に既に2名先着しているそうで、全部で13名。思ったよりも小規模でしたが、直前の呼びかけなので仕方が無いのかも。
参加費用も実は安くありません。直前に予約する関係上、安い価格帯の航空券が取れなかったようです。問い合わせメールは50通くらいもらった、とOrganizerは言っていました。個人的にFund Raisingしたい...。
参加者のうち日本人は3名。それ以外は韓国人1名、あとは香港人もしくは中国人のようです。但し日本語が多少~ビジネスレベルで出来る人が半数。日本への興味関心が高い方が参加されるようです。また半数が女性、というのも、直前に1週間ほど香港を空けるという条件になるため、男性には厳しいのかもしれません。
以前6月に現地で別の教会のMission Tripにてボランティアをしてこられた日本人の方から現状説明、今回のMission Tripで行うボランティア作業、作業に必要な準備などの説明を受けました。またOrganizerからは今回のMission Tripの背景及び旅程等について説明。
これまでこちらの教会では日本へのMission Tripというのは無かったそうです。なぜなら、Mission Tripは貧困地域などへの援助等が主体で、先進国である日本は対象外だったから。しかし今回未曾有の大震災の前に、教会も日本へのMission Tripを許可したとのこと。
現地での滞在時間はそれほど長くはないため、移動時間短縮のため現場近くでテントを設営し、そこで寝泊まりする予定です。何年かぶりにテントで寝ることになりそうです。寝袋用意しないと。
2回目の打合せが今週土曜日にあり、僕が日本人との基礎的なコミュニケーションについて簡単にプレゼンすることになったので、そちらの準備も必要になりました。がんばります。