Fenixグループの荻野さんとの会食会

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僕のMBA留学金の奨学金の時からお世話になっている、香港でもっとも成功した日本人起業家として有名なFenixグループオーナーの荻野さんにお招きを受けて、香港三大MBAの日本人留学生達と共にお昼をごちそうになってきました。

場所はハーバーシティ内にある会員制クラブハウス、Royal Club内の中華レストラン。こんな場所があるんですね。

学生は全部で9名。僕が初めて荻野さんにお会いした時は香港中文大学に2名、香港科技大学に僕1名、計3名の日本人留学生だったのが、今日集まっただけで9名。

初めてお会いした時は奨学金のお礼のためだったのですが、今日もその話が出ました。まだ不確定な部分もあるので、香港の三大MBAを目指すアプリカントは話半分くらいに受け止めて下さい。

実は奨学金はまだ一部残っているそうですが、複数名に配分出来るほどではない状況とのこと。大学側は日本人留学生を集める勢いをつけるために期間限定でこの奨学金制度を作ったのが主目的で、その目的は達成されたので、奨学金への追加投資を求めていないそうです。

確かに上記の通り日本人留学生が増えたのは間違いなく、その役目は終えたと言えます。但し、今後続けるかどうかについては改めて検討しているそうなので、来年また奨学金制度が復活するかも、知れません。

さて、荻野さんのお話は、40年以上この香港で生き抜いて、大きな企業グループを作った方の経験を元に出た言葉。シンプルではありますが、そういう考えに至るまでにいろんな事があってのことなんだろうな、と思うと、非常に重みを感じました。

こういう機会を得られたのは、やはり海外へMBA留学したからこそ。荻野さんは今後も日本人MBA留学生(及び在港卒業生)に、月に一回サロン形式で会を開いて下さるそうです。次世代、次次世代を育てるのが今の役目、とおっしゃって下さっているのですが、こういう機会を逃さず、いろんなコトを吸収していきたいと改めて思いました。

途中、奥様の荻野いづみさんがちらりと顔を出して挨拶をしてくださいました。荻野さんが「僕より有名な人」とご紹介くださいましたが、イタリア、香港、日本を飛び回り、バッグを中心としたブランド『ANTEPRIMA』のクリエイティブディレクターとして大活躍なさっていらっしゃいます。夫婦揃って行動力のある方々です。

3時間ほどの飲茶を終え、殆どの学生と僕は一緒にパシフィックコーヒーに移動して、また2時間ほどおしゃべり。香港大学のYoheiさん、香港科技大学の後輩Toshiさんと僕の3人はキャリアの話等まじめな話をしている横で、Hideさんを中心になにやら柔らかい話をしていた模様...。