iPhone 3GSを売ってみた。

先日iPhone 4Sが無事手に入ったので、これまで2年4ヶ月使ってきた3GSを売りに出すことにしました。

向かった先は旺角の先達廣場。携帯電話マニアには聖地です。無数の携帯電話屋が入っている商業ビルです。

同僚の香港人に聞いたら1F(日本式なら2階)で中古を高く買い取ってくれる、というので、そちらへ向かいました。

日本だと複数のお店で値段を調べて回る、というのは気が引けるし、お店もいい顔しません。しかし香港では売り手が値段を比較するのはきわめて当然。なので、気にせずがんがんモノを見せて値段を調べました。

するとHKD1,000からHKD1,400まで、HKD400の金額の差が!お店が隣り合っていても値段に違いがあるのです。思っていた以上に差が大きくてビックリ。10分ほどかけて7,8軒周り、HKD1,400を提示した店で売ることにしました。

売ると決まったら、1回目に見せたときよりも入念に見始め、ボディにやや大きめの亀裂を発見。これ、別のお店でも見つけられて値段下げられていたので、ここでもやっぱりか、と思いました。それでもHKD100安くなっただけでHKD1,300。別のお店ではその傷でHKD1,000と言われたので、それでもまだマシ。そのまま買取をお願いしました。

リセットしてから持って行ったのですが、当然その場でアクティベートし直して通話機能やタッチパネルの反応を細かくチェック。その上液晶を開けて内部バッテリまで純正か確認してました。それが終わった後にお金のお支払い。現金で頂戴しました。

同じ商場でもお店毎に値段が違うのは、当然お店側の売れ残りリスクの取り方で変わってきているのでしょう。確実に売りきる手段があれば他店より高く買ってでも仕入れるし、売れ残るかも、と考えれば当然安く買い叩く。きわめて資本主義的です。

ちなみに僕の前にいた、大学生くらいのお客さんは新品の4Sを14台売りに来て、数万ドル手にして去っていきました...。どこでそんなに大量の4Sを入手したのか謎です。