『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』観ました。

AKB48主演のドキュメンタリー映画第一弾です。岩井俊二製作総指揮、寒竹ゆり監督作品です。

寒竹ゆりは岩井俊二に師事し、佐々木希の初主演作『天使の恋』の監督でもあります。

周回遅れなのは分かりつつ、昨年末からAKB48にはまっている今日この頃。もちろんその存在はプロジェクト始動当初から知っていましたが、秋元康が地下アイドルとは見誤ったな、と正直思っておりました...。さすが秋元先生(笑)、偉大なるマーケターだなと今改めて思います。

Wiki等で色々調べていると、どうもおニャン子クラブやモーニング娘。というより、東京パフォーマンスドールをよく調べ尽くしてAKB48を作ったなという感じ。小屋を持って定期公演(原宿ルイードで毎日公演)を行うとか、英文字3字の名前を利用(TPD)とか、同じフォーマットを地方やアジアに持って行って展開(大阪パフォーマンスドール・上海パフォーマンスドール等)とか。ちなみに大阪パフォーマンスドール(OPD)とNMB48、共に吉本興業がマネジメントに絡んでいる点も同じ。

話が脱線してしまいましたが、映画について。これはかなり観る人を選ぶ映画です。ファンの中でもコアな人しか楽しめないでしょう。要するに、イマイチ。インタビュー形式のドキュメンタリーなのですが、流石プロのアイドルだけあって、隙のないお答えばかり。日本の政治家の皆さんにもその隙のなさを見習って欲しいと思うくらい。

DVDの特典としてついてきた、NHK総合で放映された『DOCUMENTARY of AKB48 1ミリ先の未来』の方がよっぽど良くできていたし、無料のテレビ放送なら許せる出来ですね。映画館で観てたらポップコーン投げつけてます(笑)