2011年12月26日に開通したばかりの、広深港高速鉄道に乗ってきました。といっても出張の一環なのですが。
深圳北駅から乗って広州南駅まで。深圳北駅は宝安区にある新しい駅で、地下鉄で福田口岸から40分ほど。
久し振りに中国で「大きさ」で圧倒されました。最近はすっかり慣れたつもりだったけど、初めて北京に行ったときの感覚。
駅の中はこんな感じ。横浜アリーナを一回り大きくした感じの待合室です。ここ、中国版新幹線である和諧号のみの待合室。プラットフォームが20本もあります!
深圳北駅から広州南駅まで、37分という時間で結んでいます。ちなみに既存の広深線では羅湖と広州東駅を1時間15分で結んでいます。広深線が時速150km程度の運転らしいですが、広深港高速鉄道はなんと...。
298km出してます!ちなみに僕は見れなかったですが帰りは303km出していたという同僚の証言あり。将来的には350kmでの営業運転だとか。
元々は昨年8月のユニバーシアードに合わせて開通予定が、7月におこった温州市の高速鉄道事故のために安全面の見直しが入って12月26日に開通が遅れた、という話です。が、350kmとは、全然懲りてない感じですね...。
車両は非常に綺麗で、余裕を持った作りになっていました。二等車にだけ乗りましたがそれでも一部の席には電源プラグ有り。非常に快適で、広州の中でも南側、南沙や開発区方面に行くときはこちらを使う機会が増えそうです。