『職業としてのAV女優』読了

今どきの『AV女優』の実情を様々なデータや著者の経験から纏めた本。

この著者、以前も『名前のない女たち』という本を書いていますが、今作で出てくる最近の事情を読むと、時代が大きく変わっていることが分かります。

それはAV女優になる閾値が本当に低くなっていて、普通の女の子が気軽に(?)AV女優という職業を選んでいるということ。そのため女の子の質が向上するとともに、競争が激しくなり売れっ子になって生き残るのが大変な上、給与がどんどん下がっているそうな。

なんだか世も末だなーと思いました。

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)
中村 淳彦
幻冬舎
売り上げランキング: 1,372