任達華(サイモン・ヤム)、梁家輝(トニー・レオン)、陳慧琳(ケリー・チャン)、林雪(ラム・シュ)、邵美琪(マギー・シュウ)、元秋、邵音音、陳靜(ダダ・チャン)等出演のオムニバス怪談映画。監督は任達華、李志毅、陳果(フルーツ・チャン)です。
3本の、相互には全く関係ない、香港の作家李碧華の怪談を1つの映画に纏めています。
1本目は任達華監督・主演の物語ですが、一番ダメダメでした...脅かそうとする意図がありありと見えてつまらなかったです。
2本目は梁家輝と陳慧琳を主演にした物語。シナリオは悪くなかったのですが、陳慧琳の役割がコメディ過ぎてイマイチ。
3本目が陳果監督で、銅鑼灣の高架下にいる打小人をテーマにした復讐劇。いつもはセクシーな役柄が多い陳靜がセクシーさを一切封印して演じた本作品が一番良かったです。さすが陳果。
実は先月銅鑼灣の高架下を通りかかったとき、たくさんのメディアが打小人のおばあさんたちを取り囲んでいたので、なんのロケだろう?と思っていたのですが、実はこの映画の成功祈念と宣伝を兼ねて出演者達が後で登場したそうで...あの場で待っていたらまた陳靜が観れたのに...と後になって後悔。