『往復書簡 いつも香港を見つめて』読了

香港文学の第一人者と日本の比較文学学者が往復書簡を通じて香港と日本を比較する、という試みで、3年ほどかけて送り合った手紙を元に編集された本です。

書かれたのが2000年前半から中盤なので、当時の香港の世相も香港人の視点で書かれていて興味深いです。また幼少の頃の香港の姿と今の香港の比較も出てきて、香港の変わり続ける姿も垣間見れます。

往復書簡 いつも香港を見つめて
四方田 犬彦 也斯
岩波書店
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