HKUST MBAを卒業してから早4年半。気がつけばこのblogも、香港MBAというくくりで検索しても、上位には出てこなくなりました。
![](http://www.dreams.gr.jp/~koji/essay/img/Google_MBA_edited.jpg)
検索ワードは「香港 MBA blog」。2007~2009年当時は上位3件が全て本blogだったりしたのですが。まぁ卒業生のblogの検索結果が下になるのはいいとして。今年のHKUST MBAの日本人留学生は誰もTwitter/Blogをしていないようで、中々HKUSTからの情報発信が少ないようです。
そんな中、久し振りに香港のMBAを受けるアプリカントの方とサシで会ってきました。日本でのMBA Fairで後輩のChiekoさんが僕のことを紹介してくれたようで。アプリカントの方とサシで会うなんて数年ぶりで、何をお伝えすれば良いか、改めて整理が出来て僕自身良い機会になりました。
そのアプリカントの方は日本からキャンパスビジットで香港大学、香港中文大学、香港科技大学の3校を見にいらしたとのこと。その中で、HKUSTに関しては「Admission Officeがお高くとまってる、授業参観不可なのが残念、就職予備校色が強すぎる」というコメントを頂きました。
1点目は僕がアプリカントだった2006年当時、担当者は今とは違いますが全く同じ感想を持ったので、HKUSTのAdmissionの伝統なんでしょう...。2点目に関しては2006年に僕がキャンパスビジットした時はOKだったし、その後も僕が学生の間は何人か日本からビジットされた人も受け入れていたので、最近の傾向のようです。私見ですが、ランキング上昇に伴いキャンパスビジットするアプリカントが多くなり、全てに答えていると通常の授業運営に影響が出るから、という理由ではないかと思います。その代わり受験のシーズンにはアプリカント向けの模擬授業を実施しています。
さて3点目ですが、これもMBAならどこでもそういう側面はあるので、ある程度は仕方が無いでしょう。でもそこが強すぎるというのは、確かに良い印象がないのかも。MBAは単なる就職予備校ではなく、様々な授業や課外活動を通じて将来のリーダーになるべく鍛錬する場所。卒業後の就職はその最初の一歩であり、確かに重要かもしれませんが、そこだけが重要なわけではないはず。大学としてより優秀な学生を世界中から惹きつけるには就職という要素は弱められないのでしょうが...。
そんなことを、お食事しながら考えたのでした。