中国に関するフリーライターの福島さんの最新本です。主に新中国成立後、特にここ20年くらいの「悪女」について、ゴシップネタも交えて書かれています。
悪女、といっても、そのスケールは日本の汚職とはスケールが違いすぎます。数千万元の贈収賄等で捕まったりしていて、とてもとても日本ではうまれいづる事の無さそうな女性ばかり。
もちろん彼女たちがこうして悪女として取り上げられるのは、悪い男がそばにいることと、最終的に栄光の座から滑り落ちたから。栄光の座のままいればそれは偉大なる成功者なわけで。つくづく面白い国だなぁと思います。