ご存じ、マカオやシンガポールのカジノで120億もすってしまった大王製紙の前会長、井川さんの告白本です。
自分自身のことを書いているので手前味噌というか、自己弁護が多いです。仕事そのものは非常に厳しい人だったようで、その部分については共感するところも多々ありました。しかしカジノにはまっている時の記述に関してはもう言い訳になっていないですね。ただ、ハイローラー(掛け金が多い富裕層、VIP、プロギャンブラー等)へのサービスがどうなっているか、この本を通じて垣間見れたのは興味深いです。
読み物として面白いので、暇つぶしにはお薦めです。