飲みにケーション!?

日経ビジネスオンラインにこんな記事があったので、自分が新入社員だった頃を思い出してみました。

さすがに飲み会参加の代償に残業代を求めるような感覚はありませんでしたが(笑)、業務として飲み会参加なのか、という疑問はいつも思ってました。なので最初の1ヶ月だけ色々誘われるまま出て、それ以降は出ても意味が無いと判断し、誘われてもお断りするようになりました。

続けて断っていると、そのうち「こいつは誘ってもこない可愛げの無いヤツ」というキャラが出来上がるので、誰も飲み会には誘わなくなります。

なぜ意味が無いと判断したかというと、飲み会の面子がいつもほぼ同じで、話す内容もほぼ過去の話ばかりだから。同じネタをしょっちゅう話すので、1回聞いたら2回目以降は不要、と判断したわけです。仕事の方向性など、将来の話をするのであればいいのですが、過去の話を延々されても...という感じです。もちろん、それが当時の先輩方の「飲みにケーション」スタイルだったのでしょうが、僕には合わなかったので、はっきりNoと言ったまで。

飲みにケーションだけじゃなく、残業もNoでした。納期やスケジュールが決まっている中でやるべき事を終業時間後にやる、というのは全然問題ありませんが、まだ周りが働いているから、という理由で残業するのは理解しがたく。そういう状況だと1時間で出来る作業を数時間かけるなどして、時間あたりの生産性を落として周りの帰る時間に合わせる、という事になりかねません。実際同期で僕よりも地頭が数段優れているヤツに聞いたら、まさにこのようなことをしていました。それは個人としての時間の使い方がもったいない。なので、僕は就業時間中に集中して、やるべき事+αを終え、終業後はオープンカレッジや英会話学校に通って仕事で学べること以外の知識、経験を得るようにしていました。

正直な話周りからも上司からも受けは良くなかったです。しかし会社や上司に期待されている結果を出していたので、誰も表だっては文句を言ってこなかったです。こんな考え方だから、日本の外にいる方が幸せなんでしょうね...。逆に上記のようなカルチャーが大好きな人には海外の仕事のやり方はドライでダメだろうなと思います。