ホーチミン最終日は、初めて朝御飯をホテル以外で食べることにしました。それくらいホテルの朝御飯気に入っていたんです。
行ったお店はホテルからタクシーで10分ほど、PHO HOA。これぞ地元の人御用達、というお店であります。
テーブルの上には最初から香菜等がデフォルトで置いてあります。フォーを頼んだ後、自分たちで味を調整するために置かれているわけです。
出てきたフォー。これまでで一番美味しい！優しいお味で、健康にも良さそう。観光地からちょっと離れているのと、このお店の周りにあまり見所がないので行くのは若干億劫ですが、一度は行くべきお店です。
その後相方の買い物のためベンダイン広場よりも地元色満載の市場へ行ったりしました。
ところでホーチミンは電線が地下化されていないのですが、電柱がどこに行ってもこんな感じでショートでもしたら大変な状態。
もうちょっと太い電線で電圧掛けて送電した方が効率的だと思うのですが、継ぎ足し継ぎ足しで来てるんでしょうね...。
さて午前中に訪れたもう一箇所は、戦争証跡博物館。中国でも抗日記念館巡りをしたりしていますが、別に戦争マニアなわけではなく。人類が過去に冒した過ちから学びを得る場だと思うので、行っているわけです。
ベトナム戦争については当然基礎知識はあったものの、細かいことまでは忘れていました。ナパーム弾や枯れ葉剤を用いた、非人道的な攻撃についてよく語られていますが、なぜそれを米軍が使ったかというと、南ベトナム軍が森林に隠れてのゲリラ戦をしていたため、隠れるところを無くすために焼き尽くしたり枯らしたりしたそうで...むごいことを考えるものです。
当然その結果としての被害についても、写真が多数掲載されています。ベトナムの人達だけではなく、従軍した米軍兵士達も当然被害を受けていて、それらの写真もあります。
また当時の世界の世論の紹介として、反米運動についても纏められていました。もちろんここベトナムは米軍を押し返して成立したベトナム社会主義共和国が作った施設なので、彼等なりの見方が反映された施設だとは思います。
思い気持ちを引きずりつつ、ここを後にして一旦ホテルへ戻り一休み。ホーチミン最後の食事は、日本人起業家が経営している、Pizza 4P'sです。シンガポール在住の友達新谷さんのお薦めだったので行ってみました。
お店はホーチミンの日本人街と呼ばれる位置にあります。しかし表通りから1本奥に入ったわかりにくい場所にあります。
しかしながらここのピザは美味しかった！もちろん地元の人が気軽に来れるお値段ではなく、日本の価格とあまり変わらない感じですが。自家製モッツァレラチーズが非常に美味しいので、お薦めです。
ということで5日間のホーチミン旅行は終わり。初めて香港に足を踏みレた時のような、アジア特有の熱気と活気を久し振りに味わいました。逆に言うと、僕にとって香港はもうぬるま湯になってきているのかな、そうも感じました。