『3D豪情』観ました。

杜汶澤(チャップマン・トー)主演、その他に何超儀(ジョシー・ホー)、曾國祥(デレク・ツァン)、古天樂(ルイス・クー)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)、吳君如(サンドラ・ン)、王晶(ワン・ジン)、加藤鷹、葵つかさ、沖田杏梨、夕樹舞子、由愛可奈、辰巳ゆい、麻生希等出演。李公樂監督作品です。

テーマは「日本のAV」、ということで当然ながらIII級片です。この映画のために肉体改造をしてマッチョになった杜汶澤が主人公。ひょんなことから日本でAV男優としてデビューし、一躍人気者になるが...というお話。

世界中どこさがしても、日本のAVをテーマに映画を作る国は香港だけでしょう...本作品が初めてでは無く、過去に何度もAVをテーマにした作品が出ています。日本人として、日本の文化が受け入れられていると喜ぶべきか...。

それにしても相も変わらず日本のカルチャーが誤解されているような日本人の描き方...まぁフィクションだと分かっていつつ、ステレオタイプで描いているんでしょうが。それを演じてる日本人の俳優さん達、お疲れ様です。

本作品、客演も豪華。『金雞シリーズ』の阿金役として吳君如が出てくるわ、阿SaもCGで巨乳になって出てくるわ。阿Saは福建省から出稼ぎで日本に来た風俗嬢という役柄で、カタコト日本語、広東語、福建語に普通話をミックスしてしゃべるという、無茶苦茶な設定...。

そして、香港の中堅どころで今ノリにノっていて、コメディから社会派シリアス劇まで演じ上げる、古天樂まで客演!最後の方で主人公の強力なライバルAV男優として出演し、去り際には「半沢直樹」の大和田常務のパロディで土下座までしてしまうという...もっと出る映画を選んでもいいのにこの人...と思いながら観てました(笑)

まぁ典型的な香港B級映画で、そういうのが好きな人にはたまらない映画です。

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