永瀬正敏、大沢たかお、坂井真紀、伊川東吾、吉岡そんれい、曹佑寧、謝竣晟、大倉裕真、飯田のえる、謝竣倢、葉星辰、孫睿等出演。馬志翔監督作品です。またプロデューサーは『海角七號』、『賽德克.巴萊』で台湾と日本の関係性を描き大ヒットさせた魏徳聖が務めています。
大東亜戦争勃発前、日本が満州、韓国と台湾を併合、植民地化していた時代の実話を元にした映画です。そのため台詞の9割は日本語、残りは中国語と台湾語です。
その時代、負け続けだけどやる気だけはあった嘉義農林学校野球部。そこに甲子園経験のある鬼監督がやってきて、生徒達の長所を活かし、様々な民族が一致団結し、最後は甲子園で決勝戦までたどり着く、というストーリー。以下のサイトに詳細情報があります。
侍ジャパン来台記念 注目の野球映画「KANO」を詳しく紹介します!:台北ナビ
台湾から甲子園で準優勝...映画「KANO」大ヒット 日本統治を美化との批判も、監督は一蹴:NewSphere
また現在進行形で続いている『太陽花學運』ですが、占拠している学生達からの要望に応え、立法院内でも特別上映され、学生達を鼓舞しています。
立法院で「KANO」の特別上映 占拠学生「勇気をもらった」/台湾:フォーカス台湾
久し振りに映画館で、恋愛ドラマ以外で泣きました。本当に素晴らしい映画だし、過去の台湾と日本の関係性を知る上でも非常に貴重な映画だと思います。台湾の親日感というのはこういうところから来ているのかなと思いながら、映画を観ていました。お薦めです。