2011年発刊のため、習近平が総書記に選ばれることが明確になった時点でのお話です。なので本の内容の一部は現実化しているところもあり、外れているところもあり。
少なくとも胡錦濤時代から、党内の舵取りが非常に難しいものであることは明白で、それは習近平に変わってもより難しくなるだけで容易にはならないのは事実。その中でどういう舵取りをしていくのか、これからが実は注目です。というのも最初の5年間は胡錦濤の引いた路線を基本的にはなぞっていくので。習近平独自色を出していくのはまさにこれから。
習近平時代の中国―一党支配体制は続くのか
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佐藤 賢
日本経済新聞出版社
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