『微交少女』観ました。

溫碧霞(アイリーン・ワン)、李靜儀(ヘイディ・リ-)、許雅婷(カビー・ホイ)、蔚雨芯(レインキィ・ワイ)、麥德和等出演。翁子光監督作品です。

III級片の本作品。日本でもお馴染みの(?)援交をする少女達の物語、ではあるのですが、思った以上にシリアスな内容でした。

映画の途中で古い映画の場面が挿入されるのですが、これは1982年の『靚妹仔』という当時社会現象を起こしたほどの話題作から。この映画に、本作品にも親世代として出てくる溫碧霞と麥德和が出ています。つまり不良少年、不良少女達が大きくなった後、自分の子供達が似たような、というよりより深刻な問題を引き起こしていることを象徴しています。

主人公である、援交をする3人の少女達はみな新人女優・モデルさんたち。僕もまったくのノーチェックでしたが、どの子もかわいいので演技の下手さは忘れておきます(笑)

最後の最後、若干救いはあるものの、かなり観ているのがしんどい映画ではあります。III級片といっても、エロだけではなく、色々考えさせられた映画でした。