真山仁の処女作、という触れ込みで出ていた本作品、Kindle版で早速読んでみました。
1980年代から2000年台前半の生命保険会社を舞台にした経済小説となっています。今回加筆等はされているんでしょうが処女作というだけあって、結構荒削り。そしてフィナーレがあっけないところは今も変わっていない特徴、といえば特徴です。
バブル期から2000年前半の生保のビジネスについて非常に勉強になり、読み応えがある小説でした。
ダブルギアリング 連鎖破綻 (角川文庫)
posted with amazlet at 15.01.27
真山 仁 香住 究
KADOKAWA/角川書店 (2014-12-25)
売り上げランキング: 8,115
KADOKAWA/角川書店 (2014-12-25)
売り上げランキング: 8,115