『イスラーム国の衝撃』読了

世界中で話題になっている、というか問題になっている、イスラーム国について、これまでさっぱり知らなかったので、一通り勉強するためにこの新書を買ってみました。

イスラーム国とはなんなのか、どういう背景があって生まれてきたのか、体系的に知ることが出来る好著です。

この本の内容をベースにすると、アラブ地域の政治的混乱が続くようであればイスラーム国の領土拡大、確定が起こってしまうこと、また世界各国からイスラーム国へ移住した人々が再度母国に戻ることになれば、彼らによるジハードのリスクを各国が自国内に抱え込むことになることも指摘しています。そういう意味で、日本も誘拐対策だけではなく、本腰入れて対応を考えないと非常に恐ろしい状況になるかもしれません。

イスラーム国の衝撃 (文春新書)
池内 恵
文藝春秋
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