『雛妓』観ました。

蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)主演、その他に任達華(サイモン・ヤム)、孫佳君、Sunadcha Tadrabiab、柳俊江、何華超等出演。杜汶澤(チャップマン・トー)プロデュース、邱禮濤(ハーマン・ヤウ)監督作品です。

予告編が非常に刺激的で、前評判も良かったので、公開されたらすぐにでも観たい!と思っていた本作品。94分ほどと尺は短いですが、本当に良い映画でした。

ようやく阿Saが等身大で演じられるような役に巡り会ったのかなと思います。お転婆な香港娘ばかりじゃなく、こんな演技も出来るんだよね、彼女は。トップアイドルから女優へ、この作品で本当に転進することになるんじゃないかと思いました。

初っぱなからかなり激しくショッキングなシーンで始まる本作品、三級片なのでお子様には刺激が強すぎますが、女性として生きる事の大変さを考えさせてくれる作品です。またタイでの少女売春という、大きな社会テーマも盛り込んでいながらも矮小化させず、上手く物語を紡いでいったのは流石邱禮濤監督!と思いました。