徒然なるエッセイ

谷本真由美さん（@May_Roma）さんの新著が出ていたので買ってみました。

Twitter上では直截的な物言いが多く、また限られた字数での発言のため何かと物議を醸す彼女の言説ですが、本書では世界中の様々な労働に関する指標を元に、日本の労働環境、常識が時代遅れであるか、変革が必要であるということを主張しています。

「海外でこう、だから日本はだめなんだ」という視点は多くの場合日本国内で頑張っている人達から非難を受けがち。僕も彼女の主張に全て同意というわけではありませんが、国内の「今日本はこうなのは理由があって、そう簡単に変えられない」という意見には汲みしません。全てを欧米風に変更する必要はないにしても、今のままでは日本国内の、特にホワイトカラーの競争力は確実に落ちていくのは目に見えているから、思い切った変革が必要な時期になっているんだと思います。