春節初日から、旺角にて市民と警察が大乱闘という悲しいニュースが入りました。
詳細はTwitterのFollower、kumabohさんが纏めてくれました。
発端はイベント時に立つ屋台。香港でもこういう屋台は許可制ですが、中には許可取らずに立っている屋台もあり。そういった屋台への取り締まりのために警察が出動したそうです。
これまでは昨晩のような徹底的な取り締まりというのはなく、都度注意したり立ち退かせたり、という状況だったのに、今回は見せしめのためかかなり大がかりだった模様。それが2014年末の雨傘運動以来溜まっていた市民のイライラに火をつけてしまったようです。
さらにその動きを事前に察知していた過激グループ、本土派が武装して待ち構えていて、暴動を起こしたようです。本土派という名前ではありますが、大陸派ではなく、香港を本土とする香港生まれの香港人グループです。極端な排他主義で中国大陸から来る中国人達を毛嫌いして、様々なイヤガラセ好意をしていました。
かなり激しい争いだったようで、衝撃的な写真、ビデオがいくつもTwitterやFacebookに上がっていますが、煽るためにこれを書いているわけではないのでここでは割愛。それよりも、香港はこれほどの乱闘はここ数十年起こっていなかったのに、2014年末以降急速に過激化しているのが本当に心配です。
一部の局地的な乱闘、と言っていられるのも、今のうちなのかもしれません。