作家として独り立ちしたはあちゅうの最新本です。
最近プラチナブロガー（死語？）の間で流行っているnoteを使って『月刊あちゅう』というファン向けエッセイを出してマネタイズしているようで、これを元にしたのが本書。月刊はあちゅう定期購読するほどのファンではないので、本の方をてに取ってみました。
ピリリと毒が効いているところもあり、なかなか面白いです。ただ気がついたのは、帰国子女で学部時代に海外留学もし、アメリカ人の恋人がいた著者ですら、基本的な価値観は純然たる日本人だなぁというところ。読み手がそれを欲しているというところも意識しているのかもしれませんが、（特に仕事に関する価値観は）日本国内でしか通用しない価値観であることに、彼女の経歴を考えると驚き。
小一時間程でさくっと読めるので、電車で長距離移動するときのお供に良い本だと思います。
