郭富城(アーロン・クォック)、梁家輝(レオン・カーファイ)主演、その他に周潤發（チョウ・ユンファ）、彭于晏(エディ・ポン)、楊采妮(チャーリー・ヤン)、文詠珊（ジャニス・マン）、周筆暢、楊祐寧等出演。梁樂民(リョン・ロックマン)・陸劍青(サニー・ロック)監督監督作品です。
林家棟(ラム・ガートン)は写真だけ冒頭で出演。彭于晏の出演が終わりの30秒だったらどうしようと思って観に行きましたが、流石に前作でも重要な役どころだったので今回もばっちり出まくり。ヒール役が似合ってました。
前作同様、シナリオがよく練られていて、警察幹部内の権力争いが重厚に描かれています。アクションシーンは少なめ。広東語で機関銃のようにしゃべりまくるので、英文字幕だけでついていくのはかなり大変でした。前作もそういえば台詞は7割程度しか理解出来ていなかったような...。
政治ドラマ色が強いのと前作との結びつきが強いので、一緒に観に行った妻は誰が誰だかよく分からなかったようです...。今度一緒に前作を観直すことにします（笑）
最後の最後、またもや次に繋がるような伏線が張られてます。本シリーズ、『無間道（インファナル・アフェア）』に続く良質な香港映画シリーズ物に成長していくのではないでしょうか。今でも「無間道が～」なんてblogを見たりしますが、もう10年前の作品になりますからね。2010年代の香港映画の代名詞は『寒戰』シリーズ！
