主要と泡沫の扱いは政治的不公平

今年は選挙の夏ですねー。

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写真は香港の立法会選挙に伴う街頭演説。日本みたいに高いところからではなく、ちゃんと地面に立って演説してますよ。

さて日本のマスメディアだけを見ていると、東京都知事選は3候補者しかいないように見えますね...。僕は元神奈川県民なので都知事選には残念ながら選挙権はありませんが、やっぱり気になります。

そこでちょいと調べてみると、泡沫候補も入れると21人も立候補者がいるんですね!

東京都知事選挙 立候補者一覧

それなのにテレビ番組などでも主要3候補者だけを討論番組に呼んだりしているようで、かなり不公平感があります。

流石に今年は目に余ったのか、こんな調査結果も出ています。

【都知事選】"主要3候補"以外の報道時間は3% 非"主要"候補者が共同記者会見:The Liberty Web

上記サイトによると、「主要」以外の18候補の放映時間は、民法では合わせて3%程度だったそう。あまりにも差がありすぎですよね。これでは泡沫候補は本当に泡沫のママ終わってしまいます。

もちろん泡沫候補の中には当選するよりもパフォーマンス/アピール第一のような方も見受けられますが、マスメディアの視点では知名度が低いものの、しっかりした政策・ビジョンを持った方もいらっしゃいます。

選挙権を持っている東京都民の皆さんは、2代続けて任期を全うできなかった知事を選んだ責任をしっかり受け止めた上、全ての候補者をしっかり吟味した上でぜひ投票に行って欲しいと思います。