MBA後の就職事情(ドイツ編)

ドイツで奮闘しているLograyさんのblogで、ドイツでの就職についてご自身の経験を纏めていらっしゃるのでご紹介。

フランクフルトにて、お仕事決まりました:仏MBA留学へのミチノリとその後 in ドイツ

香港のMBA卒業後の皆さんの進路については以前纏めました。ドイツにおいても外国人が就職するのは当然難しく、それをやり続けているLograyさんは本当にスゴイと思います。

重要なのは『諦めない』ということ。MBA卒業後、と書きましたが、実際にMBA取得をどれほど問われるのか、重要視されるのかというと、卒業直後に金融・プロフェッショナルファームへ就職する場合を除くと、全くと言って良いほど関係なくなります。MBAを持っているだけ、ということには付加価値がないのです。

そんな身も蓋もない事書くとMBA行く人が減りそうですが(笑)、じゃあMBAは役に立たないのかというと、履歴書上(つまり採用側)ではあまり重要視されないでしょうが、MBA生活を通じて学んだ様々な事、経験は、確実に活きてくると思います。

その経験の有無によって、就業後の成長曲線が大きく違う可能性が高いと思います。だから他のスペックが同じ2人の候補者がいた場合、MBA卒を優先する可能性はあります。また面接時にはMBA生活で学んだ事を現実のビジネスにどう応用するのかをストーリー立てで話をすれば、急角度の成長曲線を納得して貰いやすいのではないかと思います。

MBA後に現地で就職するのは非常に大変です。しかし大変だからという理由ではあきらめられないほど、魅力的です。MBAの世界では今が丁度新入生が留学するシーズン。ぜひ茨の道をチャレンジして欲しいと思います(そして香港では早く幹事業務を引き継いで欲しい(笑))