『大班 世界最大のマフィア・中国共産党を手玉にとった日本人』読了

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実話を元にしながら書かれた小説。実話かと思って読んでました。それぐらい非常にリアリティがある内容です。

舞台は1980年後半から香港をベースにしながら広東省で活躍したという日本人を主人公に、どのように中国人達と付き合い、仕事の成果を出してきたかということを描いています。

僕の深圳勤務期間の経験からもこの主人公がやってきたような事が出来る日本人駐在員はほとんどいませんでした。今の中国はこれから入っていくマーケットというより、これから撤退するマーケットになりつつあるので、どこまで参考になるか分かりませんが、中国で働きたい人には一読をお勧めします。

大班 世界最大のマフィア・中国共産党を手玉にとった日本人
加藤 鉱
集英社
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