『骨妹』観ました。

梁詠琪(ジジ・リョン)、廖子妤(フィッシュ・リゥ)主演、その他に余香凝(ジェニファー・ユー)、李李仁、朱鑑然、陳蕾(パンサー・チェン)、劉漪琳、車婉婉(ステファニー・ツェ)、麥家琪(テレサ・マク)、江美儀等出演。徐欣羨(トレイシー・チョイ)監督作品です。

監督は澳門(マカオ)出身であり、本作品の主な舞台も澳門の昔と今。第36屆香港電影金像獎の最佳女配角と最佳新演員にノミネートされている作品です。

台湾に住む李詩詩(梁詠琪)が、以前非常に仲の良かった仕事仲間の訃報を知り、15年ぶりに澳門に帰って昔を振り返っていくストーリー。主人公達が働く場所は澳門の桑拿...といえば男性諸君は良くお分かりかと。マッサージ、といってもタダのマッサージではなく、性的なサービスも含むマッサージです。澳門の裏の顔としてよく知られているのがこの手の性風俗で、それを舞台にした、姉妹のような2人の物語を描き出していました。

非常に丁寧に、過去と現在を映し出しながら進んでいくので、感情移入しやすく、そしてエンディングは非常に切ない終わり方でした。非常に良い作品だと思いますが、大ヒットするようなものではなく、澳門・香港以外での上映は中々難しいかもしれません。

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