昨日の劉暁波死去のニュースに続き、香港で暗いニュースが。
昨年書いたとおり、若手本土派の梁頌恆、游蕙禎2名は既に議員資格を取消されていましたが、それに加えて民主派の4名についても、高等法院(香港の高等裁判所)にて香港政府が訴えた議員資格取消の判決が出てしまいました。
三権分立が成立していたはずの香港。それなのに行政(香港政府)の申し立てにより司法が立法の制限を行う。ここで完全に三権分立は瓦解し、香港の行政のみならず司法、そして立法も中国共産党の「人治」により動く事を証明してしまいました。非常に残念です。