実話を基にしたシンガポールのプライベートバンカーのお話、ということでシンガポール界隈では非常に話題になっていた本書。ようやく読み終えました。
2000年代以降のキャピタルフライトをした新富裕層達をターゲットにしたシンガポールのプライベートバンク。そのジャパンデスクの物語で、小説かと思うくらい、現実味のないお話が書かれていました。一部は実名だして書いているとのことですので(銀行名はモロ実名)、嘘ではないのでしょうが。Facebookでも見掛ける友人の友人まで登場しているので、かなりの所真実なんでしょうね。
香港もオフショアなので似たような話は色々あるんでしょうが、僕にはご縁がないので直接はあまり聞きません。