『空手道』観ました。

鄧麗欣(ステフィー・タン)主演、その他に杜汶澤(チャップマン・トー)、倉田保昭、歐錦棠、陳靜(ダダ・チャン)等出演。杜汶澤監督作品です。

杜汶澤初監督作品だそうです。淡々と、空手を通じて拗れてしまった父娘の関係性を描いています。

空手の天才少女だった娘が、一回の失敗で挫折、その後負け犬人生的な状況だったところで、父の死をきっかけに改めて過去を見直さざるを得ず、少しずつ変わっていく様を、鄧麗欣が非常に上手く演じています。細い体ではあるものの、キレのある動きだなぁと思っていたら、撮影の前に半年ほど倉田先生に手ほどきを受けていたとか。本格的すぎです。その辺りの事は以下のblogに書かれていました。

空手道(空手道):香港熱

映画終盤、ゆっくりと回想シーン交え流れていくところでニコロ・パガニーニの『24のカプリース』が流れるところが渋くて良かったです。

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