第二次大戦末期の実話を元に描いた本小説。日米双方の視点から描かれています。
戦時中、このような「普通の人」としての感覚を持ちながら戦争に出ていた軍人もいたのか、と驚きました。それは日本軍だけではなく米軍の方も。
一般にはほとんど知られていない史実を拾い上げ、小説に仕上げた著者の目の付け所と表現力に脱帽です。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫)
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松岡 圭祐
講談社 (2017-08-09)
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