現役都議会議員である著者が、都議会及び東京都の職員達とのやりとりの中で考えた様々な課題を提示、それに対する対策を示しています。
といっても対策という程のレベルでもないし、皆さんご存じのようにこの本の出た1年後には小池新党からも離党して、それまでの政治判断ミスについて別の書を起こしていますが...。
とはいえ、著者の功績として、これまでほとんど興味関心を持たれなかった都政に注目を集めた、というのは重要なポイントだと思います。興味関心が薄いと政治家や官僚の思うつぼ、なのは都政での国政でも同じなので。