『猟犬の旗』読了

公安警察の手先となっている南米出身の男性を主人公にしたハードボイルド小説。

主人公の独り言を中心に話が進みますが、軽妙なでの独り言で楽しめます。

公安警察含め組織の詳細などが全然出てこず、敢えてぼかし続けて物語が終わるのも少々意外。そんな情報がなくても小説として楽しめるという著者の自信の表れなのかもしれません。

猟犬の旗
猟犬の旗
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芝村 裕吏
KADOKAWA (2017-07-28)
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