徒然なるエッセイ

東京大学理学部教授による本書、地震予知は不可能ということを徹底的に書いています。

これまでも多額の補助金が国や地方自治体から研究関連団体、大学等に流れていたようですが、地震予知についてなんら成果が出ずに半世紀くらいが経っていることを指摘。確かに、と頷く事ばかり書かれていました。

出来もしない地震予知よりも、地震発生する前提での様々な対策、対応へお金を使うべき、というのが著書の主張で、仰る通りだと思いました。