「香港人加油!」(がんばろう香港人!)
— Rie(りえ)☂ (@japanavi) June 9, 2019
「林鄭下台!」(行政長官は辞任しろ!)
香港「逃犯條例」抗議デモ、主催発表で参加人数103万人。これまで50万人規模の民主デモも経験してきました。今日はその2倍、体感的にそうだろうなと思います。
香港人加油!香港加油!#反送中 #逃犯條例 #香港 #hongkong pic.twitter.com/zIFXBJhB7V
僕の誕生日はさておき、昨日6月9日は香港史上最高の103万人の参加者による「逃犯條例」抗議デモが行われました(警察発表は22,800人)。
デモ参加者の人権派弁護士マイケル・ヴィドラー氏は「中国本土に引き渡しできるようになるのは刑事事件の容疑者だけでなく中国政府に意見した者、中国政府と繋がりのある人物に対して商業上の揉め事を起こした者なども考えられる。」と話し、香港浸会大学のジャーナリズム講師の呂秉權氏も「これまで香港のジャーナリストが中国本土での取材を終えて香港に戻れたときは一安心していたが、改正案が実現すると香港に戻った後も拘束され中国に引き渡されるのではないかと安心できなくなる。」と法改正への不安を話しました。
本デモに先立つ6月6日には司法関係者によるデモが行われていました。
「逃亡犯条例」改正に反対 香港の弁護士らが黒服でデモ:Asahi.com
本法律が可決、成立してしまうと、例えば過去明らかに越権・違法行為だった『銅鑼灣書店事件』のような事が合法行為として行われるということ。またこれは外国人含め香港に住む全ての人が対象になります。現在も一国二制度が崩壊しかかってましたが、本法律により完全に形骸化してしまいます。
雨傘運動が不首尾に終わり、その後香港で行われるデモも低調なものが続いていましたが、今回は2003年に行われた「国家安全條例」抗議デモ時の50万人以上の参加者を集めました。それは多くの香港居民が本法律に不安を抱いている証拠。
僕の住んでいるエリアはデモ隊が歩くエリアすぐそばだったので、維多利亞公園出発予定時刻の14時半過ぎに家の近所を見て回りましたが、既に灣仔でも人が溢れていました!これを見て過去最高の参加者になるだろうと思ってましたが、700万人の人口のうち103万人が参加するとは!
このデモの後、早々に香港の行政長官林鄭月娥(キャリー・ラム)は強気にこれまで通り法案可決を目指すことを発表しています。
6月12日に審議が行われるので、それまで引き続き注目していきます。