『リスクは金なり』読了

国際経済小説で秀逸な作品を書き続けている著者の、ご自身の半生記を含めたエッセイ集。

1980年代の邦銀出身者としてはきわめて異例なキャリアを積まれて、イマドキの「グローバル人材」を地でいっているかのよう。そのキャリアを活かしての小説で、どれも説得力があるのも当然だなと思いました。

本書を読んで思ったのは小説家は健啖家が多いなということ。本エッセイでも出張で訪れた各国、各都市の名物料理やお酒について割いている章がありました。

リスクは金なり
リスクは金なり
posted with amazlet at 19.08.05
サウンズグッド カンパニー (2013-03-05)
売り上げランキング: 11,266