原子力を中心とした電力業界を政治の観点からまとめ上げた本書。
上下巻で600ページを超える大作ですが、日本の電力史をまとめあげた上、原子力政策に対して電力業界がどのように政治力を増やし、実現していったのか、俯瞰しています。
特に注目したいのは2011年の東日本大震災以降の原子力政策と電力自由化という、一見矛盾するような政策が並行して動いていった部分。なるほど、と納得する解説で、非常に興味深かったです。
徒然に語っていきます。2007年9月から2009年3月まで香港科技大学(HKUST)へMBA留学。2009年4月以降香港に定住しました。
原子力を中心とした電力業界を政治の観点からまとめ上げた本書。
上下巻で600ページを超える大作ですが、日本の電力史をまとめあげた上、原子力政策に対して電力業界がどのように政治力を増やし、実現していったのか、俯瞰しています。
特に注目したいのは2011年の東日本大震災以降の原子力政策と電力自由化という、一見矛盾するような政策が並行して動いていった部分。なるほど、と納得する解説で、非常に興味深かったです。