友人でゴールドマン・サックス勤務も何名かいるものの、本書は非常に面白く読めました。面白く、というのは他人事だからですが、当事者からするとそれどころではない事態なのだろうと思います。
2000年当時と比べて今のゴールドマン・サックスやウォール街の住人たちは顧客への奉仕ではなく、自分達の懐を肥やすことに執着しすぎているとの警告。これは2000年当時以前からそういう傾向はあったように思いますが、ゴールドマン・サックスではそうなのかもしれません。
本書が発刊されたのは2012年。それからまた8年ほど経っていますが、今はどうなっているのか、知りたいものです。