在宅勤務が続く中で考えたこと

僕自身2月から既に3ヶ月近く在宅勤務をしているのですが、日本では4月7日の非常事態宣言以降、本格的に在宅勤務が始まったように感じます。

というのもそれまではWeb会議でお話しましょうともちかけても、「新型コロナの状況が落ち着いたらいらしてください」とやんわりとお断りを受けていたのが、4月7日以降はスムーズに打合せアポが取れるようになったから。

しかしながら、今の日本の労働慣習では実際には難しそうだなぁと思っています。その辺りは若干前にも書きましたが、日本ではやはり時間で働いている感があります。これだと在宅勤務では勤怠管理が難しいし、上長も部下たちが何時間働いているかを、成果物とは別に把握する必要があるでしょう。

僕の働く外資系企業のように、時間ではなくKPIや成果物でパフォーマンスを図り、評価する形にしないと、在宅勤務は長く続けるのが難しいと思います。特に今は単に仕事をする場が家になっているだけではなく、多くの家庭では子供も休学・休園となっていて、昼間の勤務時間中仕事だけに集中するのが難しいから。僕も昼間出来ない分は子供が寝ている夜もしくは朝やったりして辻褄を合わせている状況。

コロナ前後で人々の行動様式は大きく変わらざるを得ないとは思いますが、日本の労働慣習はそう簡単に変わらないのではないか、と思っている次第。