香港の政治について第一人者とも呼べる、倉田教授の1冊目の著書です。元々は博士論文をベースに修正加筆したものとのことで、香港の中国返還前から2008年までの香港の政治情勢について纏めた考察が書かれています。
この本の時代まで、中国でいうと胡錦濤政権時代までは中港関係は比較的穏やかで、徐々に政治的な締め付け、高度な自治に対する挑戦が中国側から行われつつも、2012年以降に比べれば全くもって穏やかな時代だったことが読み取れます。
徒然に語っていきます。2007年9月から2009年3月まで香港科技大学(HKUST)へMBA留学。2009年4月以降香港に定住しました。
香港の政治について第一人者とも呼べる、倉田教授の1冊目の著書です。元々は博士論文をベースに修正加筆したものとのことで、香港の中国返還前から2008年までの香港の政治情勢について纏めた考察が書かれています。
この本の時代まで、中国でいうと胡錦濤政権時代までは中港関係は比較的穏やかで、徐々に政治的な締め付け、高度な自治に対する挑戦が中国側から行われつつも、2012年以降に比べれば全くもって穏やかな時代だったことが読み取れます。