詳細を書くのは自分の不利益に繋がる可能性があるのでぼかして書きますが、今年春先から金銭トラブル発生。そして初めて訴訟を起こすことにしました。日本でもしたことがないことを香港で初体験するとは思ってませんでした。
7月某日、西九龍裁判法院に初めて足を踏み入れました。ここに小額錢債審裁處(Small Claims Tribunal)という、少額の金銭に関する訴訟を扱う法廷があるのです。ここではWebで調べていたとおり必要書類に記入をし、費用を払って訴訟を起こしました。
この時1回目のcall-overと呼ばれる原告と被告による申し立てについての話し合いの日が決められるのですが、なんと2ヶ月後...先の長い話になりそうでクラクラしました。
9月某日、1回目のcall-overにやってきました。それまでに契約書のコピーやメール等を3部(法廷、被告、原告用)印刷して持参。緊張しながら自分の番を待ちます。
なんと今日は被告は欠席。数日前にFaxにて欠席する旨連絡があったそうです。本来メール、電話等での連絡は無効なのですが、今回は諸事情を鑑み、2回目に持ち越すことを裁判官が決定。欠席されたら自動的に勝訴かも、と思っていたのにがっくりです。
また裁判官からはWitness Statementその他書類を用意するように言われてビックリ。残念ながら僕に有利な話をしてくれる参考人はいないのですが...と言ったら、原告もWitnessですと言われ目から鱗。そんなことはHKU Spaceでは学ばなかったよ...。今日それら書類を用意していたらそれで裁判終わっていたかも知れないと思うと、準備不足、訴訟手続きの理解不足に失望です。
長くなるので続きはまた今度。