日本人のご両親をお持ちながらも幼少から北京に住み続けた著者による2020年の中国。
最初は大学生の書いたエッセイののりかな~と軽く読み始めましたがそうではなく、非常に細かい所までしっかり調べて書いてあり、2020年時点の中国を知りたい方には非常にお薦め。僕も高考(日本のセンター試験のようなもの)についてはざっくり知っていたモノの、その歴史まで遡って書いてある本は初めて見ました。
アリババとテンセントの歴史についても、アリババは比較的良く目にするもののテンセントの歴史は日本語になっている情報が少ないので、非常に勉強になりました。