徒然なるエッセイ

本書は何度か改題されつつ、30年近く読まれ続けているベストセラー小説。1980年代の労使関係を中心に、いかに日産の経営の舵取りがうまく行っていなかったかを、小説の体で書いてますが、出てくる人々がほぼ実名のためルポに近いです。

技術の日産と言われ続けるも、経営的にはダメダメで万年仁位どころか、どんどん状況が悪くなっていったのも、日産の企業文化に、経営がうまく行かないなにかがあると考えられてしまうのも止む無しかと。