『お金の減らし方』読了

人気小説家による、お金の教育本。著者自身が何度も本書で述べていますが、人をうらやんだり承認欲求がないそうで、かなり独特の感覚をお持ちです。

しかしだからこそ、小説が売れて貧乏暮らしを脱しても、一般人的な感覚を持ち続けているのだろうとは思いました。仰っているポイントは正論ではありますが、皆が皆この正論通りに生きていたら世の中から多様性がなくなり、消費も落ち込み、つまらない世の中になるだろうな、と思いながら読み終えました。ということは僕は大きく資産を増やすのが難しそうです...。