前から観たかった本作品、ようやく観れました。マイクロソフトの経営からフィランソロピストへの転進、その後どうなったのか時々ニュースで読むくらいだった、ビル・ゲイツ。
blogに書き残していないのですが、僕がまだ大学生だった1996年か1997年のコンピュータ関連の展示会、幕張メッセにて、生ゲイツを観たことがあります。密かな自慢(笑)たくさんのお付きの人を連れて、東芝のブースをご見学中でした。
さて本作品では、ビルが奥様のメリンダと共に運営している財団を通じて、何をしているのか、何をしようとしているのかをドキュメンタリーとして撮っています。マイクロソフトのようなわかりやすいイノベーションではなく、トイレやその配管の仕組み、発展途上国での公衆衛生など、全然ホットでもセクシーでもなく何十年も技術革新がない分野で、どうすればイノベーションを起こせるのか。世界の課題、それも医療や公衆衛生に注目して、その課題へのソリューションを日々考えているそうです。
またビルの幼少期、親との関係、メリンダとの関係など、これまで自ら語ることのなかった一面も提供していて、ビックリしました。
でも一番驚いたのは、見た目。まだ60歳を少し過ぎた程度なのに、老けて見えます...。誰よりも早く生き急いでいるからなのか...。とはいえ、ちょっと甲高い声でしゃべるところは昔のママのよう。