『幸福な監視国家・中国』読了

何かと話題になりがちな、中国の監視体制。しかしそれは必ずしもディストピアではなく、また中国固有の話でもない、という分析をされていて、正鵠を得ていると思いました。

程度の差はあれ、民主主義国家であっても利便性を得るため多少の自由の制限はやむを得ない、という方向に進んでいくのではないかと思ったり。納得のいく形で国家監視が進むのであれば、一般の人々も受け入れやすいのかも知れません。