『梅艷芳』観ました。

王丹妮主演、その他に劉俊謙、廖子妤(フィッシュ・リウ)、林家棟、古天樂(ルイス・クー)、楊千嬅(ミリアム・ヨン)、楊祐寧、中島步等出演。梁樂民監督作品です。

本作品には香港科技大学MBAの同窓生が2人出演しているとのことで、見に行った次第。女優をしている千雪はすぐわかったけど、同じく同窓生のKoh Mさんのご尊顔は発見できず...とはいえスタッフロールで名前は確認。すごいなぁ。

もうこの映画はHKUST MBAに人には必見です!

それはともかく、2003年に惜しまれながら癌で亡くなった梅艷芳の生涯を纏めたドキュメント映画。所々本人の当時の映像も挟まれています。下町のキャバレーや遊技場で歌う幼い頃から、TVBで受賞してデビュー、死ぬまで家族同然の付き合いとなった張國榮(レスリー・チャン)とのつながり、そして恋人達。

この映画に出てくるのは彼女の人生の一部分、象徴的な部分を選んでいるのだと思いますが、日本語の歌を歌ったり、敢えて実名を使ってませんでしたが近藤真彦との恋愛など、全般的に日本とのつながりが多く出てきました。しかし亡くなる直前に日本に会いに行っていたというのは知りませんでした...。

残念ながら彼女が声を上げた第二次天安門事件の時のエピソードは破片も出てきません。昨今の中国・香港の政治状況を鑑みれば当然といえば当然ですが...。

『香港的女兒』と呼ばれた歌姫の人生を上手く描いている映画でした。

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